こんにちは。
今日は、スペシャルな経験がココロや自信に与える影響について、
最近感じたことを書いてみます。
私は以前、
多くの外国人と、日本人でも海外経験がある人ばかりという職場にいました。
みなさん、個性の強さはハンパないです(笑)
私自身は、大学卒業後(かなり昔に)、
青年海外協力隊でジンバブエに2年間おりました。
また、職場を辞めた後、
世界の大自然を肌で感じたくて、半年ほど世界半周の旅をしてきました。
若い頃の海外経験と、社会人を経験してからの海外は、
見る視点が大きく異なり、半年でもかなり大きな学びにつながったと感じていました。
(旅の様子はこちらの↓
「ちきゅうとあそび隊」ブログでいろいろ書いています)
スペシャルな海外経験が自信につながる?
最近、
ある友人が2年間の海外生活から帰ってきました。
偶然会う機会があり、その時の印象が、
Σ(゚д゚lll)??という感じだったのです。
あまりに、違和感を感じたので、
私なりによく考えて、分析してみました。
最近は、こういったココロの分析が結構好きです。
アフリカでの2年間。かなりスペシャルな体験です。
彼女にとって、大きな自信になったことは間違いありません。
しかし・・・
嫌いな自分の内面に向き合って来ず、
ずっとフタをして生きてきた彼女は、
まるで、「根っこが弱っているグラグラした木」でした。
その状態で、自信をつけ、強くなって帰ってきました。
まるで、「グラグラした木を、コンクリートで固めた」ように感じられたのです。
帰国直後のギャップで、不安定だったのかもしれませんが、
周りの人とのコミュニケーションの内容が、
コンクリートによって、入っていかなくなった感じです。
ココロがさらに複雑にねじれてしまったようで、
話もあまり噛み合いませんでした。
経験は、どんなココロの状態するかで、決まる
彼女にとっての海外経験は、自分を守る壁をさらに厚くしたのです。
こうなってしまうと、周りの意見を聞くことも、
彼女の本音を聞くことも、相当難しそうです。
そんな彼女を分析してみて、他の元同僚たちにも
海外経験をすごく自分の盾(コンクリート?)にしていた人が何人か思い浮かんだのです。
そんな人ほど、自分の非を認めない、
周りとあまりうまくいってない人でした。
同じように、守りは鉄壁で、周りの意見は聞きません。
気づいていないけど、攻撃力が高い人もいます。
そんないろいろな人を思い浮かべて、気づいたことは、
不安なココロに自信をつけるのは、
スペシャルな経験ではないということ。
ココロの状態、ココロの在り方によっては、
素晴らしい経験だって、気づきも学びも得られない。
なんて、もったいない!って思ってしまいます。
スペシャルな経験から、
貴重な学びや気づきを得て、成長に生かすためには、
まず、
グラグラした弱々しい木を、
健康で丈夫な木にすることが重要なんですね。
そのためには、やっぱり、
- 自分自身と向き合うこと
- 自分のダメなところを認めること
ここが非常に大切だってことが改めてわかりました。
自信は、
グラグラした木を、健康で丈夫な木にすることで、
内面からじーんと生まれてくるものなんです。
「悪いのは私じゃない!」と他の人を攻撃している人
「どうして私ばっかり」と被害妄想的な考え方の人
は、なかなか、自分自身から目をそむけがち。
怖がらないで、自分のココロに目を向けてあげましょう。
そこからがスタートです。
ふわっと軽くなり、内側からの自信で健康な「ココロの木」を育てていきましょう。