こんにちは。
今日は、動き方が引き起こす生活習慣病についてお話しします。
一般的に知られている生活習慣病とは、別のお話です。
生活習慣病といえば、
一般的には、高血圧、糖尿病、肥満が挙げられます。
運動不足や、食べ過ぎ、ストレスといった、毎日の過ごし方が原因で起こる病気ですね。
さらに、日本人には、
肩こり、腰痛をはじめとして、
腱鞘炎、ひざ痛、スポーツによる痛みなどで、
病院通いしている人がたくさんいます。
これらは健康診断には現れない、カラダの使い方や癖が原因で、
その痛みを引き起こしているので、
これもある意味、生活習慣病ですよね。
でも、健康診断で数値には現れないし、正しい動き方も教えてもらえないし、
ただただ、痛みとうまく付き合いながら生きている人がほとんどじゃないでしょうか。
その痛みは、カラダからのメッセージです。
「その動きは、困りますよ〜、やめてくださーい」
とカラダが声を上げているのです。
カラダの生活習慣病を感じたら
どうしたらいいですか?
みなさんだったらどうしますか?
・・・
まずは、その動きをやめますよね。
走ると足が痛いから、ちょっと休んでみる。
腕を上げると痛いから、上げないようにする。とか。
使わないで休む事で、炎症が治まり、痛みはなくなるけど、
また同じように動くと、痛みが出てくるのです。
病院やマッサージへ行っても、一時しのぎです。
動き方を変えない限り、また痛みが出てきてしまうのです。
じゃあ、どうしたらいいかって?
そうです。痛くならない動き方に変えるのです。
自分の動き方を見直してみよう
あなたの動きには、あなた特有のクセがたっぷり入っています。
よ〜く観察してみると、
肩に力が入っていたり、
首がカメのようになっていたり、
足が踏ん張りすぎていたり。
私の場合は、最近まで、
- 左肩にいつも力が入っていること
- 足首の力だけで走っていること
に気づきませんでした。
それらをゆるめてみて初めて、
誰かに言われて初めて、
力が入っていたことに気づくのです。
「力が入ってないって、こういうことか!」って。
自分で気づけない場合は、どうすればいいのか?
そうですね、自分の動きを工夫してみましょう。
「〇〇するときはこの動き」と決めつけないで、
どうしたら楽にできるかを探ってみませんか。
【イスに座る・立ち上がるとき】
ドスンと座らないようにするには?
→お辞儀をするようにして、座る
【荷物を持つとき】
スーパーの買い物袋を楽に持つには?
→指にひっかける、手を外に向ける
【パソコン作業のとき】
肩や首が痛くならないためには?
→背もたれにもたれない
遠くから画面を見る
脇を開ける
頭は後ろに引く
キーボードの高さを低くする…など
日常の動作に向き合って、見直し、改善していきましょう。
自分のカラダに向き合って、
快・不快に敏感になると、工夫するべき動きが見えてきます。
苦しいときほど、我慢しないで、
どうしたら、もっと楽かな?と考えてみましょう。
カラダからの声に耳を傾けてあげましょう。
正しいカラダの動かし方に興味のある人は、