気功のスーパー呼吸法「逆腹式呼吸」で、ダイエットと健康増進

こんにちは。
今日は、太極拳のときに行う、逆腹式呼吸についてのお話です。
太極拳を始めて、1年と少しが経ちました。
水曜日と木曜日、市民講座の太極拳にせっせと通っております。
最近の友達は、年上の方々ばかり(笑)
木曜日の講座は、健康増進を中心にした指導スタイルで、
長めに柔軟体操をしたり、
よく呼吸法の時間をとったりして、大好きな時間なのです。
カラダを鍛える太極拳と、ココロを鍛える気功(呼吸法も含まれます)。
中国では、太極拳と気功は、いつもセットです。
腹式呼吸と逆腹式呼吸のちがい
太極拳のときにいつも行う呼吸法は、逆腹式呼吸というもの。
腹式呼吸は、みなさんよく知っている通り、
- 吸う時に、お腹を膨らませる
- 吐く時に、お腹を凹ませる
ってやり方です。
寝る時に、たいていの人が自然にやっている呼吸方法です。
普通に呼吸するよりも、深く呼吸できるので、
健康に良い呼吸として、よく知られています。
ゆるポカ部の体操でも、腹式呼吸をしながら、体操をしています。
しかし、逆腹式呼吸は、
さらに健康増進にいいと言われている呼吸法です。
腹式呼吸の逆なので、
- 吸う時に、お腹を凹ませる
- 吐く時に、お腹を膨らませる
というやり方です。
普通の腹式呼吸に慣れている私には、
逆にするのが結構ムズカシイのであります・・・。
やってみると分かりますが、
息を吸う際にお腹を引っ込めるため、
↓
お腹周りに力が入り、
↓
内臓やお腹や背骨まわりの筋肉をより積極的に動かす
↓
内臓やインナーマッスルが活性化される、と言われています。
つまり、お腹周りのダイエットが期待されます。
また、
この逆腹式呼吸をすると、
↓
脳内にα波(瞑想状態の脳波)が生まれ、
↓
生命エネルギーである「気」が活性化
↓
ストレスをやっつけるホルモン、セロトニンが分泌され、
↓
ナチュラルキラー細胞の活性化、免疫力が上がる
というメリットがあると、
太極拳の先生が話していました。
呼吸法で自律神経を調節しよう
ゆっくり長〜く息を吐くことで、
副交感神経が活性化され、リラックス効果が高まります。
毎日、忙しくて、交感神経に偏りがちな日本人。
自律神経のバランスの崩れは、いろいろな不調や病気のモト。
誰にでもできる呼吸法で、それが改善できるなら、やらない手はないですよ。
のんびり、ゆる〜く、健康になりましょう。
太極拳は週3日、呼吸法は毎日!
先日の練習で、先生は、
呼吸法についてかなり熱く語っておりました。
「太極拳の練習は週3日やりましょう」
そして、
「呼吸法は、毎日10〜20分してくださいね」と。
毎日、10分。
足は肩幅に開いて、しずーかに逆腹式呼吸。
カラダだけでなく、ココロもかなり整いますね。
みなさんも、ぜひ、やってみてください。